店主の林直です。
今日は「とおのおと」でご一緒している辺口芳典さんと共に写真撮影ワークショップを開催しました。
辺口さんは詩人でもあり、写真家としても活躍されていて、私と同じくブルームギャラリーの取り扱い作家としても活動されている方です。今回の展覧会でも、会場のあちこちに「紡ぎ出した言葉」を貼り付ける作品を展示されています。以前から一度ゆっくりお話ししたいなと思っていたので、この機会をとても楽しみにしていました。

まず皆さんに私たちの作品を見てもらい、自己紹介をしました。
今回のワークショップは会場となっている「当尾の郷会館」を中心に半径300mのエリアを散歩しながら写真に撮ることにしました。

説明が終わったら早速カメラを持って外へ出発!

みなさん、キョロキョロしながら気の向くままに撮影を始めました。

今日はとっても暖かく、上着もちょっと暑いくらいの陽気となりました。「とおのおと」の会期が始まってから見ても一番の晴天となりました。晴れ男、晴れ女が多かったかな?

辺口さん親子はカメラ一台を共有しながらの撮影。カメラは年齢差を忘れさせてくれます。カメラを下げて歩く姿も様になっていますね。

ゲートボール場で休憩する地元の皆さんとごあいさつ。地域の方とのふれあいも撮影さんぽの醍醐味。のどかな時間を共有します。

歩くからこそ見つかる様々なもの。みなさん楽しそうです。


今回、私が楽しみにしていた辺口さんとの語らい。お互いの作品に向かうときのスタンスや写真論まで、とにかくいっぱい話すことができました。撮影会と言いつつ、対談のような楽しい時間となりました。

辺口さんはドイツの写真にとても影響を受けられたそうで、それは作品に確実に出ているな〜と感じました。

後ほど行った講評会で分かったことですが、参加者さんがカメラを向ける姿と、出来上がった写真は想像を超えるもので、それがとても楽しめました。

よく似たところでみんな撮影していても、全く違った写真が生まれます。特に子供たちの撮る写真は楽しいですね。

「この辺のものじゃないな?」とニワトリが様子を見にきました。

私も撮ってみました。後ろの影が面白かったので、今日のベストショット ♪

もう一丁、スイセンは太陽のほうを見てますが、屋根に当たる陽射しが今日のお天気模様を感じさせてくれました。
楽しい撮影さんぽのあとは、会場に戻って皆さんの写真を見せ合いっこです。集まられた皆さんそれぞれに個性豊かで、予定時間を少しオーバーするくらい、楽しいひとときとなりました。



半日ではありましたが、ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。辺口さんやスタッフの皆さんもお疲れ様でした。とても有意義な写真撮影ワークショップとなりました。
さて、「とおのおと」の会期も残すところあと5日間。色々なところで取り上げていただき、話題の展覧会となっているようです。
まだご覧になってない方はどうぞお見逃しなく! 詳細は下記のページをご覧くださいね。
参考 とおのおと公式ホームページ