写真集【みつめる写真舘】(サイン本)
ものと空間の細部を写しこんだ写真を原稿に、株式会社冬青社様と凸版印刷株式会社様が、1ページずつ丁寧にチェックして印刷してくださいました。
作品の持つ緊張感が湧き上がってくる写真集を、ぜひ味わってください。
想いが伝わる写真集
この写真集を見て、本当に見つめ続け、観賞にひたりました。林直氏の大型写真機は、被写体の想いを伝えるのに十分な質感が感じられる。また、英訳文がすごく上手い。
胸が熱くなるエピソード写真集
ページをめくるたびに胸が熱くなる作品集です。
人の「想い」の熱さと、積み重ねられた「時間」の深みが「モノ」を通して表現されているとでも言いましょうか。写真集なのですが『心あたたまる短編集』というイメージ。毎日色んなことがあるけれどやっぱり人生って良いものだよね、としみじみしたい時に、つい手に取りたくなるような本です。
写真に鮮烈さや斬新さを求める人にはちょっと向かないかも。素人のわたしの印象では、一枚一枚の写真の味つけはごくごく控えめです。最小限の味つけだから、より素材の味が引き立つ、という感じのテイスト。
何より気に入っているのは、この作品集の一頁一頁がとても詩的で物語的であること。
写真館の店主がたくさんの人々の人生の物語に触れる…という世界観が垣間見えてとても素敵です。本棚の中の「ちょっと特別な一冊」になりました。
写真家 林直さんへ感謝
人はほとんど出てこない作品集ですがどうしてこんなにあったかい気持ちになるのだろう。
被写体を通して関わる人たちのドラマが見えてきます。
ページをめくりはじめて間もなくおとうさんのお道具が子どもたちを育んだ縁側に並んでいる。
添えられたおかあさんの素直な感謝の言葉に嬉しくなる。
まっすぐな気持ちで取材してくださった写真家林直さんに心より感謝します。
1ページ1ページ進むのがもったいないくらい楽しみです。
みなさんも1冊いかがですか。
みつめる写真館 (林 直氏)の世界に接して
モノトーンな写真の中に、ノスタルジックな世界を感じる写真集でした。
誰もが知っていて、手にしたり、目にした事のある、何気無い被写体なのに、アートを感じる写真でした。
小説の一場面の様な、心に訴えてくるものを感じます。
白黒で撮られているから余計な情報が無くて、素直に林直氏の世界を味わえました。
街には、色が溢れている昨今、時には白黒の世界に身を置くのも良いものですね。
ハートウォーミングな写真集
木津川市で写真館を営む写真家の林さんが、色々な人の想い出のある品を綺麗なモノクロ写真にまとめた写真集。写真のクオリティも高く、1ページ毎に綴られた文章が心をホッとさせてくれる。買って損はない写真集です。
いい本
数ページめくった時は、「あ〜、こういうおセンチな感じね」と冷めた目で見ていたが、いつの間にか入り込んで、中盤からは泣いているという有様であった。
- サイズ:253 × 259㎜
- カバー:4色
- 本文:2色
- 製本:上製本
- 写真点数:50点
- ページ数:108ページ
- 著者:林 直
- テキスト:鳥原 学
- 翻訳:川田尚人
- デザイン:石山さつき
- 印刷・製本:凸版印刷株式会社
- 発行者:高橋国博
- 発行所:株式会社 冬青社
- 発行日:2015年3月15
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