昔ながらのモノクロ写真で記念撮影 [2022-09-03]

林写真館の前身

ネガケース | みどりや

店主の林直です。

今日は林写真館の歴史をさかのぼるようなお話です。ご興味あるかどうかわかりませんが、よろしければお付き合いくださいませ。

去年の夏のことです。木津川市で開催している「木津川アート」の準備中に、作品制作のために地域を調査されていた出展作家の方から「こんなの出てきたよ」とうちのネガケースを見せてもらいました。

私自身見たことのないものだったのですが、林写真館の前身であった「フォトみどりや」のものかと思い、写真に撮らせてもらっておいたのです。

「フォトみどりや」ができたのは私の両親が結婚した頃なので、そこから数えて今年で56周年となります。ところがこのネガケースは「フォト」がなく「みどり屋」と書かれていて、写真も「寫眞」加茂駅も「加茂驛」と旧字体で書かれ、さらには「雑貨衣料」の文字までついた判が押されています。

母に訊ねたところ、どうやら私の伯父のさらに伯父さん?が写真の現像プリントを請け負ったり、私の祖母が雑貨衣料を売っていたとのこと。いつ頃のことかと訊ねると、よくわからないけれど母が嫁ぐ「5年から10年ほどさかのぼるのでは?」という新事実が判明しました。従って林写真館の前身のさらに前身が存在したということになり、もしかしたら60年は有に超えているかもしれないということになりました。

何れにしてもこのネガケース、私にとっては化石を発掘したような嬉しさを感じるもので、本当言うと「欲しい!」と思ったのですが、さすがに人様の持ち物だったので写真に撮らせてもらうに留めました。

その時代に思いを馳せながら、看板を守っていこうと改めて思わせていただく出来事でした。